基礎知識

もし保険料が払えなくなったら?

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haraemasen

保険料の払込猶予や保障の減額などさまざまな方法が

保険料払込には、さまざまな方法があります。例えば、月払い、半年払い、年払い、短い期間で保険料を前納する短期払い、一度に一括払いする一時払いなどがあります。まとめて払う保険料の額が大きいほど、割引率が高くなります。
また、払込み経路については、金融機関の口座振替が一般的ですが、クレジットカード払いや金融機関への振込み、契約者が保険会社に出向いて直接支払う持参払い、保険会社の集金人に支払う方法、契約者が所属団体を通じて支払う団体払いなどもあります。

しかし、人生にはいろいろなトラブルが発生します。事故や病気で働けなくなったり、給与が減額されたりして保険料が払えなくなった場合は、どうしたらいいのでしょうか。
もちろん保険を解約することもできますが、一度解約してしまったら元に戻せないので、それは最後の手段。その前に可能な対処法がいろいろとあります。

●払込猶予期間

保険料の払込期日を過ぎても、すぐに契約がなくなるわけではありません。一定の払込猶予期間が設けられているので、その期間内に納めれば問題ありません。払込猶予期間は、例えば月払いの場合は、払込期月の翌月1日から末日までです(保険会社によって異なる場合があります)。

●自動振替貸付

払込期間猶予期間を過ぎても支払いがない場合は、保険会社が解約返戻金の範囲内で保険料を自動的に立て替えてくれます。ただし、解約返戻金がない保険の場合や、自動振替貸付を利用できない保険もあるので、保険会社に確認しましょう。

●失効と復活

払込猶予期間を過ぎ、さらに自動振替貸付も利用できない場合、契約は失効します。失効すると、その日以降、保険金は支払われません。
ただし、失効後、一定期間内(通常は3年)であれば、契約を元に戻すことが能です。これを「復活」といいます。復活のためには、失効していた期間の保険料と利息を保険会社に支払い、さらに健康状態についての告知・診査が必要になります。なお、復活できない保険商品もあるので、注意して下さい。

●保障額の減額や解約で保険料を安くする

生命保険の保険金額(保障額)を減額あるいは解約すると、保険料は安くなります。例えば、特約の定期保険の保険金額を減らしたり、必要性の低い特約を解約する方法です。ひとつ特約を解約すると、他の特約もなくなってしまうこともあります。また、死亡保障を減額する場合には、保障額を減らしても万一の時の、家族への保障額は確保できるのかどうかを考えた上で利用しましょう。

●払済保険・延長(定期)保険への変更

保険料を支払わずに契約を続ける方法もあります。
1つは、払済保険への変更です。これは、保険料の払込を中止し、解約返戻金を一時払い保険料として、養老保険や保険期間が同じ生命保険に変更する方法です。ただし、保障額は少なくなりますので、保障が減っても大丈夫な時の方法です。
また、同様のやり方で延長(定期)保険に変更する方法もあります。これは保険料の払込を中止し、解約返戻金を一時払い保険料として、保険金額が同じ定期保険に切り替える方法です。この場合は、保障額は減りませんが、保険期間が短くなるケースがあります。また、いずれの方法も、特約は原則としてなくなります。
なお、払済保険・延長(定期)保険に変更した後、一定期間内であれば、元の保障内容に戻せる場合があります。これを「復旧」といいます。

ちなみに、解約返戻金のある生命保険の場合、その解約返戻金の7~9割の範囲内でお金を借りることができます。これを「契約者貸付」といいます。保険会社が定める利息がかかりますが、返済の期限は特に定められていません。満期、死亡、解約までに返済されていない場合は、保険金から貸付金の元利合計額が差し引かれます。

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最新保険ランキング編集部

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