基礎知識

わずか250万円しか貰えない保険金の謎

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わずか250万円しか貰えない保険金の謎

はじめに

あなたが入っている生命保険は、もしもあなたが亡くなったときに、ご遺族がいくらくらい受け取れるか、即答できますか。

例えば、3千万円か、5千万円…それとも1億円でしょうか?

では、その金額がいつまで有効なのか、理解していますか。 人はとかく、自分に有利な情報だけをインプットしておきたくなるものです。

ではここで、これを知ったら真っ先に保険を見直したくなる、カンタンな保険クイズを出題します。

Q1:日本における生命保険の世帯加入率は何%でしょうか?

A1:90.3%

※生命保険文化センター 平成21年度 生命保険に関する全国実態調査<速報版>より さすが世界でも有数な保険好き国民といわれるだけあって、年々減少傾向とはいえ、未だ全世帯の9割が生命保険に加入していることがわかります。

Q2:では加入している死亡保険金の平均はいくら位でしょう?

A2:2,978万円

※同調査より なるほど、万一の緊急費用として1千万円、子供の教育費として1人1千万円とすると、子供2人の世帯では確かに約3,000万円に収斂してくるワケですね。

Q3:それでは実際に受け取られている死亡保険金額の平均はいくらでしょう?

加入している死亡保険金の平均が約3,000万円ということは…さて、いくらだと思われますか?

A3:答え…約250万円

え?!…と思われた方も多いのではないでしょうか。

でもこれは、確固としたデータに基づいた数字なのです。

生命保険協会が出している年次資料(平成20年度)によれば、1年間の全保険会社の死亡保険金額支払合計は2兆8386億円。一方で支払件数は113万件なので、これを割り算すると1件250万円となるわけです。

どうしてこんなことになるのか?それは、多くの人が次のような仕組みの保険に入っているからです。

わずか250万円しか貰えない保険金

定期特約付き終身保険

これは、確かに加入した時には3千万円の保険ですが、60歳を超えるといきなり250万円になる、いわゆる「定期特約付き終身保険」の一例です。

ちなみに、日本人の平均余命は、男性79.29歳、女性86.05歳。(平成20年簡易生命表[厚生労働省]) 万一の時には250万円となるのも道理ですね。

但し、この手の保険が決して悪いということではありません。こういう内容の保険であることを知っているか、どうか・・・そこが肝心です。

今一度、ご自身の生命保険をチェックして、その内容を確認してみてはいかがですか。

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最新保険ランキング編集部

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